小児矯正歯科,ホワイトニング,インプラント
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予防方法

フッ素について

フッ素ってどんなもの?
フッ素は歯の質を強くする自然元素のひとつです。
フッ素は食事を通して私たちの体に摂取されている必須栄養素のひとつでもあり、歯質を強化する効力が最も高いことから、ムシ歯予防に利用されています。
フッ素はなぜムシ歯予防にきくの?
歯の表面からフッ素が取り込まれることにより、酸に溶けにくい強い歯が作られます。
(生えはじめて2年くらいまでの歯が一番フッ素を吸収しやすいので、小学生の時期がむし歯予防に最適ということです。)
  • フッ素は再石灰化作用(修復作用)を促進します。
    (白濁程度の初期のムシ歯はなおることもあります。)
  • フッ素はムシ歯菌の働きを抑制します。
フッ素の開始時期と回数
開始時期は、1歳半(上下の歯4本ずつ生えてきたころ)から小学生の間までと考えて下さい。
歯科医院で年に2~3回程度高濃度フッ素を塗布すると効果的です。
また、ご家庭で使用できる低濃度の毎日法のもの(フッ素ジェル)もあります。

フッ素とシーラントの違い

シーラントとは、奥歯の噛み合わせからの虫歯を防ぐ薬です。

生えてまもない奥歯の噛み合わせは溝が複雑で深いので、きっちりブラッシングをしていても汚れが残ってしまい、そこから虫歯になりやすくなります。
そこで、虫歯になってしまうまえに溝の部分にマニキュアを塗るような感じでフッ素入りの樹脂(シーラント)でコーティングをします。そうすると溝に汚れがたまりにくくなり、虫歯予防ができるというものです。
ただし、シーラントを塗って虫歯予防ができるのは噛み合わせだけですので、歯と歯の間は糸(フロス)で、横の面などはブラッシングでしっかり予防して下さい。

なお、シーラントは数分間じっとして口を開けてもらわないといけないので、3歳以上(2歳後半)のお子さんで一人で診療台の上にのり、機械の練習ができるようになってから行います。

その他、2歳以下で処置がある場合は、処置の時に一緒に行います。また、2歳以下では処置する歯がなくても、希望される場合は行います。

シーラントはフッ素と違い、保険でできます。(3割負担の場合は1本500円位になります。)